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高次脳機能障害について

高次脳機能障害の講演会が、笛吹市のホテルで開催され、支援者を中心に多くの人が参加していました。
高次脳機能障害は、見えない障害といわれており、周りの人の気づきが重要であるとの話がありました。
講演前の研修会では、交通事故に遭遇して四半世紀がたってから「高次脳機能障害」ではないかとの
気づきがあった事例が紹介されました。早い時点で支援があれば、この方の人生は全く違っていたのにと
なんとも言えない気持ちになりました。
参考に、主な4つの症状を記載します。(出典:山梨県高次脳機能障害者支援センターパンフレット)
記憶障害(今日の日付がわからない 物の置き場を忘れる 約束を忘れる 作業の手順が覚えられない)
注意障害(気が散りやすい ぼんやりしている 仕事をする時にミスが多い ふたつのことを同時に出来ない)
遂行機能障害(自分で計画が立てられない 指示がないと何も出来ない 優先順位がつけられない)
社会的行動障害(急に怒り出したり、泣き出したりする 場違いな行動や言動をしてしまう)
 また、講演では長年にわたる実態調査が紹介され、その中のひとつに、高次脳機能障害者本人にとって
必要・大切なことは何かとの項目がありました。「日常生活の安定」「SOSの発信ができる」などいくつか
あげていましたが、以前記載したWRAP(元気回復プラン)が有効であると感じました。
人は周囲の支えの中で生活しています。特に悩みなど困難を抱えている人にとって、支援は非常に大きな力と
なります。高次脳機能障害を持つ方々が地域で安心して暮らせる支援体制の充実が望まれます。

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